Telegram チャットを追いきれないなら:要約を読み、必要なところだけ開く
管理者がチャットを順に読まずに状況を把握する方法。どの要約をリクエストするか、そこからメンバー向けの週のまとめをどう作るか、費用はいくらかを説明します。
一晩でチャットに新しいメッセージが400件たまっています。全部読む時間はありませんが、見逃すのも不安です。誰かがあなたの返事を待っているかもしれませんし、メンバー同士が揉めたのかもしれませんし、新しいルールが不評なのかもしれません。要約を読めば何が話されたかがわかり、必要なところだけ開けば済みます。以下では、その進め方と要約のほかの使い方を説明します。
Telegram のチャットを追いきれない。どうすればいいか
要約はボットに任せましょう。要約は数百件のメッセージをトピックにまとめるので、飛ばしてよいものと開くべきものがすぐにわかります。たとえばマーケターのチャットの数百件のメッセージは、どの広告形式を選ぶか、どこで買うか、チャンネルの水増しをどう確認するか、結果をどう評価するか、という4つのトピックに収まることがあります。
Telegram 自体にはグループを要約する機能がないため、ボットが必要です。便利な選択肢が «Essence» Bot で、選んだ期間の要約が個人チャットに届きます。ほかの届け方は別の記事で比較しました。
ボットで「ダイジェスト」を開き、自分のグループを選びます。ボットではこの機能をダイジェスト、できあがったものを要約と呼びます。ボットは一般メンバーとしてグループに参加し、管理者権限は必要ありません。ダイジェストを有効にすると、ボットは接続したことと処理するデータについてグループに一度投稿します。
要約に入るのは、有効にした後に書かれたメッセージだけです。それ以前にチャットにあったものをボットは読みません。要約が必要になる前に、あらかじめダイジェストを有効にしておきましょう。
チャットの状況を把握しながら、かける時間を減らすには
「ダイジェスト」でグループを開き、「要約をリクエスト」を押して、期間を選んで確定します。6時間、1日、3日、1週間のほか、最長30日まで自分で日付を指定できます。要約のスケジュール機能はまだありません。
トピックにざっと目を通し、自分に関係するものだけ開きます。要約の各トピックには元のメッセージへのリンクがあります。スーパーグループではなく通常のグループの場合はリンクがなく、「原文」ボタンを押すと、そのトピックの主要なメッセージが最大3件、ボットとのチャットに届きます。
ボットが誰の発言かを取り違えることはあるか
チャットで議論があれば、要約には異なる意見が示されます。ある提案が一人から出たものなら、ボットはそのとおりに書き、チャット全体の決定のようには扱いません。安定して動作し、要約を信頼していただけるよう、私たちは力を尽くしています。それでもどんな要約にも細部の抜けはありえます。誰かに返信したり誰かの発言を引用したりする前に、元のメッセージを開いてください。
要約はテキストとキャプションをもとに作られます。ボイスメッセージと添付ファイルの中身は含まれないため、ボイスメッセージ中心のチャットでは、要約は会話の一部しか示しません。
チャットのメンバー向けに週のまとめを作るには
メンバーもチャットをすべて読んでいるわけではないので、同じ要約が役に立ちます。ダイジェストの設定で、グループを配信先として接続します。1週間分の要約をリクエストし、「受信者を変更」を押してグループを選びます。トピック付きのグループでは、要約を別のトピックに送れば、まとめがやり取りに埋もれません。
受信者は毎回選び直すようボットが促すので、誤ってチャットに投稿されることはありません。受信者をいくつ選んでも、消費する要約は1回です。先に文章を確認したい場合は、自分だけに要約をリクエストして、チャットには自分で投稿しましょう。同じように、接続済みのチャンネルに要約を送ったり、要約から投稿のテーマを見つけたりもできます。
1つのフォーラムトピックだけの要約を作るには
トピック付きのグループでは、要約はトピックごとのセクションに分かれます。1つだけ必要なら、ダイジェストを全トピックから選択したトピックに切り替えて、そのトピックを選びます。トピックの構成が変わったことを、ボットがグループに投稿します。
その後は残りのトピックのテキストを収集しないので、それらの要約をさかのぼって受け取ることはできません。このモードでは、新しいトピックは手動で追加します。
チャットが別の言語でも、自分の言語で要約を受け取れるか
はい。要約の言語はダイジェストの設定で指定でき、ボットが対応するどの言語でも選べます。メンバーがある言語で書き、要約は別の言語で届く、という使い方ができます。
チャットの要約はいくらで、どのくらいの頻度で作れるか
トライアルは無料で、5日間、グループ1つ、要約5回です。ボットを初めて使う場合は、ダイジェストを有効にしたときに始まります。ボットもこの時点からメッセージを集めるので、トライアル中に1週間分の完全な要約は作れません。
その後はサブスクリプションが必要です。契約がないとボットはメッセージの収集を止め、その間の分は後から復元できません。
- Basic、30日間 $4:グループとチャンネル合わせて最大10、要約10回。
- Pro、30日間 $16:グループとチャンネル合わせて最大20、要約20回。
要約の回数は、すべてのグループとチャンネルで共通です。Basic の場合、1つのチャットなら3日に1回の要約で足りますが、それでは週のまとめに回す分が残りません。まとめを出すなら、1週間分の要約を自分とチャットに届くようリクエストしましょう。これで月に4〜5回を使い、残りはチャットで何か起きたときに使えます。3日に1回の要約と週のまとめの両方なら Pro に収まります。価格と上限は2026年11月1日時点のものです。
有効にして数日後には、数百件のメッセージの代わりにトピックの一覧が手元にあり、チャットで何が話されているか、どの会話を開けばよいかがわかるようになります。